祝10周年! 飯能・下名栗 『喫茶 gachirin -月輪-』

飯能市名栗方面に登山に出かけた日は、必ず帰りに立ち寄る 『喫茶 gachirin -月輪-』。2013年冬、たまたま前をクルマで通り過ぎた際、店のたたずまいにビビッと反応し、思わず引き返して以来の縁だ(下は10年前に書いた記事)。今年10周年を迎えるらしいい。

今日は棒ノ嶺(棒ノ折山)に登り14時に下山。久しぶりに帰りに訪問。

県道53号青梅秩父線に面した小さなカフェ

ドアを開けると客は私ひとり(客はたいてい2人か2人)。

一番奥の背の低いイスに腰を下ろした。ミッドセンチュリー調のこのイスが私のお気に入り。

店内も10年前から変わらず、まったく古さが感じられない。

オリジナルのコーヒーと日替わりのケーキをオーダーした(いつもこのメニューだ)。

日替わりのケーキはタルトタタン。タルトタタンはフランスのケーキで、型の中にバターと砂糖で炒めたリンゴを敷きつめ、その上からタルト生地をかぶせて焼いたもの。リンゴの酸味が登山で疲れた体に染み入った。

タルトタタンとコーヒーのセットで1,050円

静かな空間を維持するため、お店では10歳以下の子どもと大人数の客を断っている。BGMはチルなジャズ。

ただ、お店が面する県道53号青梅秩父線、休日の交通量は結構多い。春になって暖かくなったからか、今日はアクセルをバルバル吹かせながらバイクを走らせる輩もいて、意外に騒々しかった。

秋から冬の夕暮れ時は本当に静か。寂寥感漂う山里の趣にマッチしている。

2022年冬に訪問した際に撮影。夕暮れと残雪が似合う

登山の後のおいしいコーヒーと読書が私にとって一番心地よい時間。

40分ほど読書をしてお店を後にした。


喫茶 gachirin -月輪-
〒357-0112 飯能市下名栗1063-5
11:00 〜 16:00 月・火・水曜休み
公式サイト

料理・食カフェ,飯能

Posted by Asanao