カモメと共にフェリーで佐渡へ渡る – 佐渡旅行(1)
ゴールデンウィークに佐渡ヶ島を3泊4日で旅した。
朝9時35分大宮駅発の上越新幹線「とき311号」に乗車。この列車は大宮駅の次は終点・新潟駅。ノンストップ特急だ。新潟駅までわずか1時間6分、10時41分に到着した。あっという間だった。
新潟駅の万代口のバスターミナルから、新潟交通バスで新潟港・佐渡汽船ターミナルへ。約15分で港に到着。
二等船室の往復チケットを買って、12時半前にフェリー「ときわ丸」乗船した(なお、二等室なら切符を買わずに、Suicaで乗船可能だった)。ゴールデンウィークの割に二等室は比較的余裕があった。
佐渡の両津港まで2時間40分の船旅。デッキに出るとずっとカモメが追いかけてくる。
佐渡の地元民と思われる熟年男性が、海に向けてかっぱえびせんを放り投げる。すると、カモメは飛びながらついばむ。海上はそれなりに風が吹いていたが、風にうまく乗りながらも、くちばしで数センチのかっぱえびせんをキャッチ。慣れたものだ。
かっぱえびせんは船内の売店で販売していた。おやつよりも、カモメのエサとして買う船客が多そうだ。
間近で見るカモメはクールな表情ながら、飛行することの意志のようなものがうかがえる。ずっと眺めていても飽きなかった。
新潟港を出て沖合に出ても、カモメはずっとフェリーに伴走するようについてくる。そして、ついには一緒に佐渡ヶ島に渡ってしまった。
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