教科書からの参照・引用作業には「文鎮」が必須

文鎮

 今年4月に大学生に復帰して、すっかりごぶさたしていた文房具を再び使うようになった。その1つが文鎮だ。

 小説やノンフィクションはほぼ電子書籍に移行してしまったし、PCやアプリケーションの使用法は生成AIに尋ねるようになったので、書籍のマニュアルを買うこともほぼなくなった。

 ただ、4月から大学の教科書や参考文献を大量に読むようになったが、電子書籍化されているものはまだまだ少なく、紙の書籍が中心だ。レポート執筆で引用や参照する際、見開きをガシッと固定する必要がある。

 そんな中、家の中でたまたま見つけたのが文鎮だった。長さは15センチほど。たぶん息子が小学校の習字の授業で使っていたものと思われる。金属製なので燃えるゴミの日に出すことができず、何となく家の中に放置されていた。私自身が文鎮を使ったのは何年ぶりだろう。中学校で書道の授業以来のはず。

 レポート執筆時に教科書の見開きに文鎮を置いてみると、結構役に立つ。もう少し長さがあった方が座りがよい気がする。

 今では「文鎮」というと、スマートフォンが動作、応答せず、修復が難しい状態を表す言葉になってしまった。しかし、実際にスマートフォンを文鎮として使用するにはサイズが大きすぎる。

 もっとよい文鎮はないかと探したら、コクヨ制の「本に寄り添う文鎮」という商品を見つけた。これは便利そうだ。早速、注文してみる。

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Posted by Asanao