傷んだ芝生を張り替えた
4月後半になって、芝生のところどころにようやく青みが見え始めた。だが、ところどころ、芝が剥げて傷みが目立つ箇所がある。日曜、初めて芝の張り替えに挑戦してみた。
まず、ホームセンターに出かけて、張り替え用の芝生8枚セットと張り替え用の土、目土、有機肥料を購入。家に帰って、張り替える場所にテープを張って目印を付ける。
その後、三本爪の芝カッターで剥がす場所にカッターをグサッと差し込む。大きさを間違えないよう、張り替える芝生を実際に置いてカッターを入れた。古い芝生はベランと容易に剥がすことができた。
芝生を剥がした場所をスコップで土を掘り起こす。芝生の育て方の本を読むとクワがよりらしいが、このためだけに新しくクワを買うのももったいないので、スコップで代用。深さ15センチほどの土を除去した。土の中には白いコガネムシの幼虫がいっぱいいた。幼虫は砂利の自転車置場に一匹づつ放り投げた。石ころもこの際、頑張って掘り起こした。
そして、買ってきた芝張りの土を投入。見たところ、以前に刈った花壇用の土と何ら変わらない。小さなスコップで聖地した上で、芝を一枚一枚張っていく。途中で一枚だけ足りないことに気が付き、再びホームセンターへ。もう8枚芝生を購入し、帰宅後、比較的緑が目立つものを選んで張り替えた。
新しく張った芝生を足で踏み固めて、その後、目土を施し小さなスコップで平らに整える。風が強くて、地面すれすれに目土を撒かないと、さらさらの目土は飛ばされてしまう。芝生の先端が見える程度に、目土をかぶせた。
傷んだ箇所の張り替えはこれにて終了。
次に残りの芝生全体の雑草をひざまづいて抜いて回る。先週も草むしりをしたので、1時間弱で終えることができた。そして、芝生の凸凹を平らにすべく、目土三袋大量に投入した。
小さなスコップで一か所ずつていねいに平らにしていく。100平方メートルの芝生が平らになったところで、100%の有機肥料を撒いて回る。元は家畜の糞。一気に家の周囲に「田舎の香水」のにおいが漂う。様子を見に来た妻が、「くさい!」と言ってあわてて家の中に避難した。
うちの周囲は農家が多いので、堆肥を撒いても大丈夫だが、都心部でこれをまくときっと近所から苦情が来るはず。
最後に十分に水を撒いて作業終了。朝10時に開始して、夕方5時まで、一日がかりだった。