NHK大河ドラマ『義経』に期待

『義経』、大河ドラマで源平ものを扱うのは26年ぶり。『草燃える』以来ですね。私、学生時代は日本史を専攻してましたが、もともと日本史の興味をもったのは、家族で欠かさず見ていたNHK大河ドラマの影響が大きいです。

最初に見たのは『黄金の日々』、翌年の放送が『草燃える』でした。今回は、弁慶役で松平健(『草燃える』では執権・北条義時役)、平清盛の妻、時子役で松坂慶子(『草燃える』では相模の豪族・大庭景庭の娘役)が出演して、半世紀前を思い出し感慨深かったです。

ちなみに、『草燃える』の源頼朝役は石坂浩二だったのですが、北条義時の恋人という設定の大庭景庭の娘に言い寄るエッチなシーンが、子供心に気恥ずかしかったです。というわけで、今回はマツケンとマツケイ(?)に注目しています。

昨年の『新撰組!』は、三谷幸喜の脚本、アイドル中心のキャストが、スターかくし芸大会のミニドラマのようで、まったく自分の肌に合いませんでした。

私にとって、大河ドラマの評価軸は、「保守」「重厚」「陰鬱」の三つのレーダーチャートで表せるので、今回は一年を通して楽しめそう。ちなみに、過去の大河ドラマでは『花の乱』『太平記』あたりが、保守的で重厚で暗くて大好きです。

さて、第1回「運命の子」の感想ですが、常磐役の稲森いずみがとにかくキレイだった‥‥そこにつきまする。