神宮花火大会に今年も運営側で参加
ネットメディアの仕事、それもマネジメントの仕事をしていると、パソコンの前に座っての作業と会議で一日を終えてしまうことが多い。週次のレポートや監査向けの報告書などに集中すると、知らず知らずのうちに、誰に向いて仕事をしているのか、わからなくなることがある。
なので、昨年参加した神宮花火大会の仕事に立候補した。このイベント、昨年は自部門が担当だったが、今年は他部門に移った。ただ「お客さんにナマで向き合える」のが、IT系の私にとっては得難い経験だったので、今年も有料観覧席の当日券販売管理の仕事をさせてもらった。
昨年は秩父宮ラグビー場が持ち場だったが、今年は東京体育館。国立競技場が今年から改修のため使えなくなったことに伴い、今年から新たに有料観覧席が設けられた会場だ。
正午に運営本部のある神宮球場に到着。スタンドでちゃちゃっとお弁当を食べて、レシーバーと当日券チケットを受け取り、持ち場の東京体育館へ。神宮球場~東京体育館間は結構な距離があり、準備の作業をする人々の間を縫って到着まで徒歩20分ほどかかった。
午後1時より当日券販売開始。神宮球場でのプロ野球の当日券販売にこなれた女性3人と仕事にあたった。
ただ、1時すぎから小雨がぱらつき始め、3時過ぎには雨脚が強くなった。昨年はカンカン照りの秩父宮ラグビー場で、当日券を買い求めるお客さんの列の整理をしなければならなかったが、今日はとても出足がにぶかった。今年初めての会場ということで、知らないお客さんが多かったと思う。
ただ、夕方6時を過ぎると、JR千駄ヶ谷駅からすぐということもあり、一気に当日券を買い求める方が増えた。その頃には曇り空の一部に晴れ間も見え、ほっと安心。延期の場合は、明日、再度出動しなければならなかったので。
夜8時に有料観覧席のチケット販売終了。さて、本部がある神宮球場に戻ろうと外に出たら、道路にはあふれんばかりの人の奔流が。流れに逆走するように、何とか神宮球場に向かおうと思ったが、まったく前に進めそうにない。
スタッフのTシャツを来ているので、間近で花火の爆音が鳴り響く中、作業用のルートを歩かせてもらった。
浴衣姿のカップル、訪日中国人のグループ、小さな子ども連れのファミリー、いろんなお客さんのリアルな声を一日聴けて、新鮮な気分になった。来年も参加したい。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません