感想/井上尚登の小説『T.R.Y.-トライ』
「上海」と「辛亥革命」。二つの大好きなキーワードにそそられて読んでみる。内容は、辛亥革命前の上海と東京を舞台に、日本人の詐欺師、中国人の活動家、朝鮮人の殺し屋が入り乱れるアクションエンターテインメント。
1999年の横溝正史ミステリ大賞受賞作で、帯には「まぎれもなく 横溝賞史上、最高傑作!」とあったが、小説として粗削りの感は否めなかった。いい意味でも悪い意味でも、チョウ・ユンファ主演の香港ヤクザ映画のよう。赤いカバーデザインは秀逸。
「上海」と「辛亥革命」。二つの大好きなキーワードにそそられて読んでみる。内容は、辛亥革命前の上海と東京を舞台に、日本人の詐欺師、中国人の活動家、朝鮮人の殺し屋が入り乱れるアクションエンターテインメント。
1999年の横溝正史ミステリ大賞受賞作で、帯には「まぎれもなく 横溝賞史上、最高傑作!」とあったが、小説として粗削りの感は否めなかった。いい意味でも悪い意味でも、チョウ・ユンファ主演の香港ヤクザ映画のよう。赤いカバーデザインは秀逸。
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