『Eゲイト英和辞典』買ってよかった!
Eゲイト英和辞典
編集/田中茂範、武田修一、川出 才紀
発行/ベネッセコーポレーション
ちゃんとした英和辞典を一冊欲しくなって、ネット上の書評をいろいろ読み、この英和辞典を買いました。これまで、成田空港の書店で買った、携行に便利なデイリーコンサイス英和・和英辞典(三省堂)を使っていたのですが、さすがにInternetが掲載されてない1993年発行の辞典は役に立たなくなってきたからです。辞書は10年ごとに買い替えないと、実戦には厳しいですね。
英和辞書といえば、ジーニアス英和辞典(大修館書店)、リーダーズ英和辞典(研究社)が、私の中でブランドを確立していました。ですので、このEゲイト英和辞典という名前、しかもベネッセコーポレーションという版元の辞典が、オンライン書店で売れ筋ナンバーワンであることを知ったときは、ちょっと意外な印象でした。2003年1月に初版発行、とても若い辞典です。
「この辞典は、言葉の意味の核(コア)を明らかにし、言葉の意味を概念として把握できる画期的なものだ。辞書を引くという作業がきっと楽しくなるだろう(村上龍氏)」
例えば「on」。「~の上に」という前置詞として覚えている人がほとんどだと思います。私もそうでした。この辞典では、「~に接触している」がコアである、と最初にイラストともに解説しています。なるほど、水平、垂直関係に関わらず「くっついている」ことがコアなのだ、と目からうろこでした。「dead」も、ただ「死んでいる」と訳すのではなく、「活動のエネルギーを失って動かない」と最初に説明してあります。それにより、機械や町にも使えることがおのずと理解できます。この辞書、買って本当によかったです。
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