『中国・天津 アンティークシティーの魅力』制作
月に1本のANAとエキサイトの中国タイアップ広告、今月は、中国・天津 アンティークシティーの魅力です。
天津は、北京、上海、広州と並ぶ中国の大都市ですが、日本人には「天津甘栗」くらいの印象しかないのが実情です。天津は19世紀後半~20世紀前半、アジア近代史の表舞台でした。清国が、アヘン戦争の敗北により天津条約を締結、首都北京に近いこの街が欧米列強に開港すると、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、日本などが、次々と租界を設置。中国にあって中国ではない「国際都市」として発展していきました。当時の天津のにぎわいは、浅田次郎が小説『蒼穹の昴』で、天津を拠点とした北洋軍閥の巨頭、李鴻章の活躍とともに描かれています。
1980年代まで、天津は上海と並ぶモダンな都市として、中国人の間でも特別の存在であったのですが、1990年代以降は、大発展した上海の後塵を拝する存在になってしまいました。それだけに、しっとりとした租界の風情が残っています。今回は、天津のアンティークホテル、アンティークレストランの魅力をレポートします。
Garbo/EXTRA「中国・天津 アンティークシティの魅力」
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません