eMacと古いOSのCD-ROMを廃棄した

2002年に購入したeMacを廃棄した。

送料無料(受取人払い)で引き取って会社があり、対象製品があればパソコンのほか、炊飯器などの家電もついでに送ることができる。ただし、高さ+幅+奥行きが160センチ以内の段ボールに詰め込むことができるのが条件。

ちょうどもう一台、息子の壊れたノートパソコンがあったので、eMacと壊れた炊飯器、スチール製ゴミ箱を一箱に、Windowsノートと古いオーディオを一箱に入れて、セブンイレブンから送付した。

いつか有給休暇を取得して、市の清掃センターに持ち込まなければと思っていたので、ラッキーだった。

もちろん、eMacはハードディスクを初期化してMac OS 10.3をインストール。購入時の状態に戻すのに30分ほどかかった。

作業をしながら、CD-ROMやDVDドライブでOSやアプリケーションをインストールする作業が、なんだか古くさく感じるようになったものだ。パソコンをセブンイレブンから発送した後、机の中のCD-ROMケースを見ると、使うことのないCD-ROMがわんさか出てきた。

Max OS 9や、雑誌『MACPOWER』付属のCD-ROM、懐かしい。1997年ごろのだろうか。当時は、まだインターネットにはダイヤルアップ接続だったなので、アプリケーションのアップデートのために雑誌『MACPOWER』を買ったりしてたのだ。

マッキントッシュは2006年にCPUがインテルに変わってから、Windowsパソコンに乗り換えた。仕事で使うMS Officeとの互換性を優先したことも大きいが、その頃から私の中でなんだかアップルコンピュータという会社がCOOLに感じなくなったことも大きい。

そして、スターバックスでMacBook Airを開いているノマド風の若者がいっぱいになった時点で、なんだか‥‥表現しずらい恥ずかしさを感じるようになってしまったのだ。なんて言いながら、つい最近、リーズナブルな価格に向けて10年ぶりにマッキントッシュに出戻りしたのだが。

机の引き出しの中をさらうと、まだまだ出てきた。

Adobeの初代Creative Suite、この頃はGo Liveでウェブサイトを制作していたっけ。そしてWindows XP。これはパソコンの一時代を築いた名作OSではないだろうか。そのほか、Mac版のOffice XPなどなど。

ずいぶんと無駄なものを机の引き出しの肥やしにしていたものだ。ちょうどいい機会なので、すべて廃棄した。ずいぶんと引き出しの中に空間ができた。しかし、光学ディスクという存在が時代遅れになろうとは、15年前には思いもよらなかった。