高校野球のやたらと細かい服装規定
夏の全国高校野球が開幕。サッカー人気に押されてあまりに気にとめなかったのですが、まだまだ球児は健在のようです。
ところで、高校野球には独特の規則があります。日本学生野球憲章、高校野球特別規則、なかでも面白いのが高校野球用具の使用制限です。とにかく、規定が細かい、細かい。
例えば、ヘルメット。「打者は必ず両耳付のものを着用すること」は安全上の理由で理解できますが、「表面がつや消し処理されたヘルメットの使用は認める」というのは、なんじゃらほい。表面つや消しの是非についてわざわざ明記する理由が、どうしても思い浮かびません。
そのほか、こんなのも。
グラブ、ミット野手のグラブ(ミット含む)の締め紐は、本体色と同系色とする。ただし、黒色と茶系色の締め紐に限っては本体色にかかわらず使用できる。
スパイク底部の色は、黒色をベ−スにシルバ−色系かゴ−ルト色系のどちらかとし、その面積は50%を超えてはならない。ただし、革底の場合はベ−スカラ−に茶系色も使用できる。底部への商標、マークは10平方センチ以内の大きさで1ヵ所表示することができる。色は表示する場所と同系色とする。また、甲被にはラインを両サイドにそれぞれ1ヵ所、本体の黒と同色で入れることができる。
グラブの締め紐や皮底のカラーが、プレーにどんな影響を与えるのでしょう。
スポーツというよりも、アジアの伝統祭事に想いを馳せてしまいました。
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ヘルメットはつや消しでないと、太陽光が反射する可能性があるからとか?