実践レポート! ブルーベリーの苗の植え方
息子が学校でブルーベリーの苗をもらって帰ってきました。埼玉県の緑化運動の一環とのこと。
せっかくもらったので庭に植えてみようと、栽培方法を調べてみましたが、意外に手間がかかることが判明しました。
一つは、ブルーベリーは酸性土を好むので、あらかじめ土壌改良が必要なこと。もう一つは、自身の花粉では実が成りにくく(自家不和合性)、昆虫を媒介に相互受粉するので、複数を近くに植えることが大切とのこと。残念ながら、苗は一つしかもらってません。
枯らせてしまうのは忍びないので、楽天のガーデニングショップで、水苔やシダなどが堆積されてできた強酸性土「ピートモス」20リットルと、マルチング材20リットルを注文。先週土曜、苗を植え付けました。
もらったブルーベリーの苗に添付されていた栽培方法の解説のほか、いろんなウェブサイトでも調べて、これぞと考えた苗の植え方を解説します。
まず、もらった苗と買ったもの。
北海道ピートモス『福』(20L) 土壌改良材
ココチップ『快』(20L) マルチング材
南向きの庭の日当たりのよい場所に、ショベルで直径45センチ × 深さ45センチほどの穴を掘ります。掘り起こした土はダンボールのみかん箱いっぱいになりました。なかなかの量です。
ピートモス20リットルを穴の中に入れます。ふかふかとクッションのよう。その上から掘り出した土をショベルでかけて、ピートモスと混ぜ合わせます。
苗は、根っこを竹の棒切れで軽くほぐします。その上で洗面器に水をたっぷりと入れて、その中に苗を立て、ほぐした根っこに十分に水を吸わせます。根についた土が、水の中でモロモロと崩れました。
根に水をしっかりと吸った苗を、ピートモスと土を混合した穴に植え付けます。根元を土の上から軽く抑えると、想像以上に安定して立ちました。
ピートモス20リットルを入れても地面から5センチほどの深さが残りました。ここにマルチング材を撒き入れます。下が植え付けを終えたブルーベリーの苗。
ピートモス、マルチング材ともに、とても水はけがよいので、十分に水をかけておしまい。
根がしっかりと張るまで、そばに竹の棒を立てて幹を紐でくくり、風で倒れないように支えてやった方がいいらしいのですが、日が暮れてきたので、来週末の作業に。
もう一本植えるかどうかは、ちょっと様子を見てからにします。