1970年代の「レディー」について考えた
『小学館ミニレディー百科』に見る、女子の関心の移り変わり | Excite エキサイト
先日、近所の小学六年生の女の子が、自分を「オレ」って呼んでいてびっくりしました。ですが、いまや、小学校高学年の女の子は、自分を「オレ」と呼ぶのが普通なのだそうです(in 東京)。あぁ、女子の品格‥‥とかいうと、また、同僚の女性陣から「ウルトラコンサバティブ!」として糾弾されそう‥‥。
「レディー」、確かに言わなくなりましたね。1970年代は、確かに「レディー」が女の子の一つの目標として輝いていた気がします。私のクラスメイトの女の子など、公立小学校のオンボロ校舎なのに、教室を『キャンディ・キャンディ』の聖ポール学院に見立てて、毎日、レディーごっこをしていましたから‥‥二宮金次郎像がある小さな林が、「にせポニーの丘」だったような気が。
さて、清く正しい「レディース・ドリーム」像を打ち立てたのは、中原淳一ではないでしょうか。私が敬愛する編集者です。雑誌『それいゆ』は、まさに「賢く美しい女性」へのノウハウが満載。中原淳一のスピリッツを『小学館ミニレディー百科』は受け継いでいる気がします。
そういう意味で、嶽本野ばらちゃんには期待していたのですよ。21世紀の「レディース・ドリーム」のイデオローグとして活躍してほしかったのですが、大麻所持で逮捕されてしまい残念です。
追伸:いまや、レディー不在なのにレディーファーストを主張されてもな、と思う今日この頃。