道に迷って川越の城址「大堀山館跡」を見つける
土曜、鶴ヶ島方面に出かけました。道路事情にうとく、圏央道沿いの細道に迷い込んだところ、雑木林の中に小さな案内板を発見。「大堀山館跡」という史跡でした。川越に住んで18年になるのに、こんな史跡の存在を知りませんでした。
大堀山館跡(県指定・史跡)
大堀山館跡は、今から約五百年くらい前の戦国時代に築かれた城跡です。一辺約二百メートル、三重の堀と土塁で囲まれた方形を呈し、この種類の城跡としては埼玉県内で最大級の規模と良好な保存状態を誇ります。
関東の覇権をめぐり争われた戦国時代、交通の要衝を押さえることは軍事的・経済的に見て重要な戦略のひとつでした。
大堀山館跡の周辺を見ると、すぐ東には、中世の南関東と北関東を結ぶ主要ルートの鎌倉街道が通っていました。またすぐ西を通る県道は、扇谷上杉氏の川越城と鉢形城(寄居町)、山内上杉氏の五十子陣(本庄市)をつなぐ当時のルートと重なります。
つまり、大堀山館跡は、戦国時代の関東における主要なふたつのルートの交わる重要な拠点を押さえるという役割を担って築かれた城であったと推定されます。平成十六年三月二十三日指定
川越市教育委員会
途中この史跡への案内看板はありません。周囲はうっそうとした雑木林。この辺鄙な地が戦国時代の要衝だったとは。
自宅に帰ってググってみたら、訪問レポートを多数発見。
- 若葉霊園界隈森探検(鶴ヶ島観光)
- 大堀山館(ちょっと山城に)
- 川越市、大堀山館跡へ行きました!!(ビーズうさぎのハナちゃんです!!)
- 埼玉県指定史跡 「大堀山館跡」(だいぢのEasyBassing)
- 大堀山城(そこに城があるから)
- 大堀山城(焦点通り)
- 大堀山館跡(全国城めぐりネット)
どうやら城マニアの心をくすぐる城跡のようです。
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