河内一宮・枚岡神社の師走大祓式に参加
昨年に続いて、大晦日は大阪の実家で過ごしました。
私、数年前から年末年始は、初詣よりも大晦日の大祓の方が、出かけるモチベーションが高いです。初詣は家内安全、商売繁昌、受験必勝といった現世御利益を祈願してしまい、どうも生くさい。
その点、大祓式は一年を省みて、祈願よりも感謝の気持ちがどこか優先します。静かな境内に祝詞の声が響き、心が洗われるというか、身が清められるというか。
昨年は石切神社の大祓式に参加したので、今年は河内一宮・枚岡神社の大祓式に参加しました。大祓式は初詣と違って、参加者のほとんどは地元の氏子さんたち。
開始時間の15時前に参道広場に着くと、100人ほどの氏子が集合していました。白い紙吹雪と「大祓詞」が書かれた紙を受け取り、最初に紙吹雪を左、右と身体にかけます。穢れを清めるものでしょうか。
一通りのシンプルな神事の後、広場中央でどんどが焚かれ、炎を囲んで「大祓詞(おおはらえのことば)」を全員で読み上げました。大祓詞は息をつぐ場所がなく、読みにくかった。
その後、本殿に参拝。宮司の挨拶。挨拶は東京オリンピック、伊勢志摩サミットから、神社の鳥居の建て替えにまで及び、とても長かった。しかし、山に川にそこいらに神がいて、生かされていることに感謝しましょう、という趣旨は大いに同意です。
大祓式は一時間ほどで終了。続いて、除夜祭の式が行われました。
神社の大祓式、未体験の方は来年ぜひ。気持ちよく、新年が迎えられますよ。