ゴア元副大統領のプレゼンテーションを早稲田大学で聴く
今日は、隣の部署のスタッフが、「地球環境グローバルサミット」というイベントの公式サイトを作ったご縁で、初日のアル・ゴア元アメリカ副大統領の基調講演を聴きに、早稲田大学大隈講堂に行きました。大隈講堂って初めて中に入りましたが、空間が楕円形になっていて、なかなか素敵なホールでした。
ゴア氏のお話は、講演というよりプレゼンテーション。Mac Bookを側において、映像とグラフを織り交ぜながら、たたみ掛けるに説明していきます。映画『不都合な真実』の“舞台版”を観るようでした(笑)。
しっかし、オバマ次期大統領といい、アル・ゴア氏といい、アメリカで政治家としてやっていくには、プレゼンテーションと俳優的資質が必要なんでしょうね。よくニュース番組で、演説会場のラスト、みんな立ち上がって星条旗を振って盛り上がっているシーンを見かけるじゃないですか。確かに私も最後、自然に立ち上がって拍手しちゃいそうになりました。
面白かったのは、氷河が画面上でストーンと落ちる描写のシーンを説明しながら、ゴア氏「この部分をカットしたら、アップル社の別の取締役から、この動きがkeynoteのいいところだからカットしないように、と注意されました。私、一応、アップルの役員ですので」と、さりげなくkeynoteをアピールしておられました(笑)。
ところで、最初に、早稲田大学の名誉博士号の授与式があり、早稲田の総長さんが顕彰状を読みながら、ブツブツと顕彰のお言葉を述べられましたが、その後のゴア氏のプレゼンとの落差が激しかった‥‥。