新卒の電話応対で思うこと
今年度の新卒が、研修を終えてちょうど部署に配属された頃なのだろうか。取引先の会社に電話をすると、いかにも新卒とわかる、たどたどしい応対が時々ある。30歳くらいの頃は、急ぎの電話をなかなか取り次いでもらえないと、イラっとしたこともあった。だが、40歳を過ぎるとまったく見方が変わるものだ。
あ、ここの会社は、不況下でもちゃんと新卒を採用しているんだな。ちゃんと現場で経験をさせているんだな、とか。
私は、30代、社内では生活指導部主任or風紀委員長のキャラクターで、若いコから恐れられていた。だが、最近、よく言えば許容範囲が広くなった気がするし、悪くいうと甘くなった気がしている。年々、その傾向が強くなっているかも。
あと十年もすれば、新卒という存在だけで可愛く思えるようになってしまいそうだ。