Trelloで年末の大掃除をプロジェクト管理してみる
年末、家の大掃除はとても疲れる。
昨年の年末年始は9連休取得できたので、うち1日、2日が大掃除でつぶれても気にならなかった。ところが、今年は12月29日から1月3日の6日間。うち4日間は帰省の予定。1日で家をきれいにするのは不可能だ。気が重い。
大掃除のストレスの根っこについて考えてみた。一つには、大掃除のゴールイメージがないことが原因では?
これまで、とにかく朝から掃除を始めていた。「どこを・何時までに・どの程度」を考えることなく、水回りの掃除から始めてしまう。台所を終えると、午後になっていまい、次にリビングの窓拭きに取り掛かった頃には日が傾き始める。
17時ごろには暗くなるので、中途半端な状態のまま、時間切れで大掃除終えてしまう。そうして年が明けると、未掃除のままの部屋が残るのだ。これが例年の私のパターンだった。
これはシステム開発でいうと、完成形を定義しないまま、いきなりソースコードを書き始めるようなもの。素人仕事だ。
大掃除も要件の定義が大切だと思った。つまり、始める前に要件を洗い出す。
- キッチンの水回り
- トイレのシンク
- 1階の窓拭き
- 2階の窓拭き
- リビングの床拭き
- 書斎の床拭き 等々
このように要件を洗いだすと、一戸建ての大掃除を1人1日でやりきることが、到底不可能であることが分かる。
その上で、妻、子供と作業を分担。あるいは家事代行に外注。
普段仕事でやっていることを、そのまま大掃除でもやればいいこと。
ところで、最近、仕事で「Trello」というプロジェクト管理ツールを使っている。シンプルな機能が気に入っている。本格的なシステム開発のプロジェクト管理は「Backlog」が向いているが、個人の仕事は、カンバン方式でさくっと管理ができる「Trello」のユーザーインターフェイスが気に入っている。
今年の年末の大掃除の進行管理は、この「Trello」を使ってみようと思った。これが、なかなか便利。
タスクを小分けにして、未対応、処理中、処理済みとリスト化。休日に大掃除をするのではなく、平日夜、1時間で一つの「小さな掃除」を進めるイメージ。
今年は年末年始の休暇までに、掃除を終わらせたい。