芝の穂が例年以上に満開、芝生に目土を入れる
毎年、ゴールデンウィーク前後と晩秋11月ごろに芝の花が咲く。正確には、芝はイネ科の植物なので「穂」というらしい。稲穂ならぬ「芝穂」と呼ぶべきだろうか。色は焦げ茶で、秋の田んぼに似て、芝生の表面がうっすらと穂が広がっているように見える。
今シーズンは、3月下旬、芝の葉が青くなる前に、ちょっと値段の高い肥料入りの除草剤を撒いた。そのせいか、カラスノエンドウ、エノコログサなど、雑草の勢いが弱く、一方、芝は青々と成長。例年になく、多くの穂が黒々と開花した。
ただ、庭全体を見渡すと、芝の成長が早いエリアもあれば、遅いところもあり、まだら模様になっている。ゴールデンウィーク前半、目土を入れることにした。
まずは、雑草を手でつまんで除去。3月に除草剤を撒いた甲斐あり、1時間弱で除去完了。
目土はホームセンターで14リットル入りを8袋購入。芝生の成長が遅い場所を中心に、目土を手で延ばして、1〜2センチの厚さですりこんでいく。
芝生の育て方の本には、レーキやふるいといった道具を使った目土の入れ方を解説している。以前、金属製のふるいを買って使ってみたことがあったが、私の場合は手ですりこむ方がやりやすい。
芝が目土に完全に埋まると枯れてしまうので、葉が顔を出すように注意してすりこんだ。
これで、雨が降ると、目土を入れたところも芝が成長するだろう。
目土入れの作業中、バッタの幼虫が飛び跳ねていた。