緊急事態宣言後、ひと月ぶりにオフィス出社した雑感
新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言に伴い、基本的にオフィスは閉鎖。4月9日から在宅勤務を続けてきた。ゴールデンウィークが明けて、4月の伝票処理を行う必要があり、今日、ひと月ぶりにオフィスに出社した。
昨夜は、何やら夏休み明け、二学期の始業式前夜のような気分になった。オフィスの入館証、財布、ノート、筆記用具等、かばんの中を忘れ物がないか、思わずチェックした。
今日は朝10時半出社の時差出勤。にも関わらず、埼京線の池袋〜渋谷間はそれなりに乗客にいた。乗り換えで降りた新宿駅の階段は、軽く混雑していた。ゴールデンウィーク明け、どうしても出社が必要な人が、今日、一気に都内に出勤したのかもしれない。
ひと月ぶりのオフィス。なんとビルの入り口が閉まっていた。一瞬、始業式の日を間違えたか?と思った。知らないうちに、裏口から入るルールに変わっていた。何やら、禁酒法時代のスピークイージー(もぐり営業をしていた酒場のこと。「こっそりと酒を注文する」が語源)のようだ。
仕事のノートパソコンを起動。ひと月、パソコンを立ち上げていないと、メールのパスワードを再設定したり、ウイルスバスターの更新が走ったりと、業務に取り掛かるまでに少々時間がかかった。
実際、業務に取り掛かると、すぐに巡航速度で仕事がはかどった。自宅の仕事部屋とは何が違うのだろう? 一日を終えて何となく思ったのは、オフィスビルの空調のせいかもしれない。
在宅勤務をひと月続けて、朝・昼・夕で寒暖差を感じることが多かった。一方、会社のオフィスでは一定の温度が保たれており、夏場を除くと、室温を気にすることはまれだった。
当面、在宅勤務が続きそう。これから夏に向けて、仕事部屋に快適な空調が整えられるか、生産性を上げるためにも意外に大きなポイントかもしれない。