なぜ、陸の上を歩くカメにしばしば遭遇するのか?
コロナウィルス感染症に伴う外出禁止や自粛で、人が少なくなったせいか、街なかに動物が出現しているというニュースを、このところ目にします。
そういえば、ゴールデンウィークに、近所の小路を歩いていると、巨大なカメがこっちに向かって歩いてきました。甲羅の長さが30センチくらいありました。
6年ほど前、当時小学生だった息子は、拾ったカメをしばらく飼っていました。彼が喜ぶだろうと思って家に連れて帰ったものの、大学生ともなると冷静な反応。盛り上がったのは猫だけでした。
とても家で飼えるサイズではないので、夕方、新河岸川に放しに行きました。
で、翌々日、近所の別の場所を歩いていると、また、大きなカメが現れました。一昨日よりも小ぶりですが、甲羅の長さ25センチくらいありました。頬に赤い筋が入っており、一昨日のカメに比べると好戦的です。こっちに向かって、おしっこをかけました。ペット用に輸入されたものが日本で繁殖したミシシッピアカミミガメ(通称:ミドリガメ)でした。.
連日のカメの出現。もしや天変地異の前触れか?
気になってカメに関するサイトを調べてみると、どうやら5月はカメの産卵シーズンで、卵を産むために陸に上がってくるそうです。
陸に上がったカメはほうぼうを歩き回って産卵する場所を決めると、後ろ足で地面に穴を掘って産卵。その後、土をかぶせて卵を隠し、再び川に戻っていくらしい。
新河岸川にはたくさんのカメが生息しているのですが、カメを見かけた場所は、川辺からはずいぶんと離れています。産卵の時期のカメは遠出するようですね。
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