真冬に芝生の刈り留めをするメリットとは?
庭で芝生を8年ほど栽培して、最近少しずつ育て方にアレンジを加えています。
昨年秋、最後の芝刈り(刈り留め)をせず、今年の1月上旬に枯れた芝を刈りました。参考にしていた芝の栽培ガイドには「10月に刈り留めを行う」と書かれていたので、“教え”を堅く守っていたのです。
昨秋、雨が続いた日があり、刈り留めを行わずに冬を迎えてしまいました。芝の葉は長く伸び切ったまま。晩秋の高原のような雰囲気。映画『風の谷のナウシカ』のラストシーン(無数の王蟲の触手)にも見えます。
これだけ芝生が密になったまま枯れると、冬雑草が入り込む余地がありません。傷みにも強そう。多少足で踏みつけてもへっちゃら。
「冬に刈り留めを行うと、冬雑草の繁殖を防げるメリットがある」と確信しました。
とはいえ、枯れた芝生を残したまま春を迎えると、新しい芝の芽のじゃまになると思われ、年明けに芝刈りをしました。乾燥した芝は、濡れたものに比べて、芝刈り機で刈り取りやすかった。昨秋は休日に雨が多く、芝刈り機の歯に葉が巻き付いてとても苦労しました。
刈り上げた枯芝生はストライプのラインがほのかに残り、すっきりとした清潔感が漂います。夏の芝生とは違った趣あり。
刈った葉っぱは45リットルのゴミ袋が7つ。真冬なのにアンダーシャツの内側にうっすらと汗をかきました。