「平」というおみくじが出た! 大宮氷川神社で初詣
初詣は、川越の喜多院に出かけることが多いのだが、今年は、気分を変えて大宮氷川神社へ。何てったって、武蔵国にいくつもある氷川神社の総本社である。大宮の地名は、氷川神社を「大いなる宮居」=「大宮」と称えたことに由来するそうな。
昨年は奈良、春日大社に出かけた。とても寒くて疲れたことを覚えている。大宮氷川神社のようにターミナルに近い神社はほんとにアクセスしやすい。どんなに参道が混雑しても、抜け道が多数ある。天気は快晴で、参拝者も多くもなく少なくもなく、沿道の露店もまとまっていて、私の初詣史上、もっとも快適な神社だと思った。
さて、おみくじをを引くと「平」という運勢が出た。「たいら」なんて運勢があるんだ‥‥。これは、吉でも凶でもない真ん中なのか?
ググッてみると、下のような「おみくじQ&A」を発見。
Q:ある神社でおみくじをひいたら「大吉」「末吉」といったものではなく、「平」が出たが意味は?
A:飛鳥時代から、幕末・明治あたりまでは「十二直」で吉凶を判断していた。十二直(ちょく)とは、建=たつ、除く=のぞく、平=たいら、満=みつ、定=さだん、執=とる、破=やぶる、危=あやぶ、成=なる、収=おさん、開=ひらく、閉=とづの12種類。平は大吉にあたる。
大吉なのか。ほんとかな‥‥。下、おみくじの文面。
これは、事を急にする時は、成功しにくい兆なれば、心をすこやかに気をひきしめて、急がずに行うべし。海や川を渡るに十分注意し、水難を防ぐべし。
物事、失敗しても取り返しがつかず、物事過ぎたることは及ばざるが如し、慎みて物を行うことが第一なり。
此のみくじにあう人は住吉の神、宗像の神を深く信心すべし。
病気=日を追って快復すべし。よき方に向く時は一枚づつ紙をはがすが如く。
方角=西の方よし。
待人=来る。
縁談=よし。
旅行=遠くに行くは用い難し。
勝負事=八分勝つと知るべし。
失物=出るべし。
学問=油断することなく、勉学せよ。
くじ、訴訟=大方叶うべし。
総論では「末吉」、各論「大吉」に思えるが、今年はいかに?