新河岸川、土手の雑草の刈払い(草刈り)が行われていた

新河岸川の雑草刈払い
新河岸川左岸・川越市の連光寺付近

梅雨。雨が小ぶりになったので、在宅勤務の運動不足を解消しようと新河岸川に散歩に出かけました。この時期、土手の上は雑草が成長して、とても歩きにくいのですが、今日はきれいに刈り取られていました。

前方を見ると、ちょうど雑草の刈払いをしている作業者の背中が。

新河岸川の雑草刈払い

雨の中、ご苦労さまです。

毎年、1年に2回、新河岸川では雑草の刈払い(草刈り)が行われています。昨年は6月中旬と10月上旬でしたが、今年は若干時期が遅いようです。

雑草の刈払いの運営は埼玉県の川越県土整備事務所河川部。川越市ではなく埼玉県の管轄なのですね。ちなみに河川部の業務は下の通り。

  • 河川の改修計画 − 河川の護岸の改修や調節池の整備を行い、河川周辺での台風等による災害発生の防止
  • 河川の維持修繕 − 堤防保護を目的とした雑草の刈払い、河道のしゅんせつ等
  • 河川の環境整備 − 汚濁の著しい河川に浄化施設を設けるなど、河川及びその周辺の水環境の改善
  • 急傾斜地の災害防止施設の整備 − がけ崩れのおそれのある危険箇所に法枠工などの災害を防止する施設の整備
  • 土砂災害警戒区域等の指定 − 土砂災害防止法に基づく基礎調査を実施し、土砂災害のおそれのある区域等を指定

雑草の刈払いは「堤防の弱体化防止」が目的とのことです。遊歩道の整備だと思っていました。

また、雑草の刈払いは県が定めた指針に基づいて行われています。(参考資料:河川の雑草刈払いの基本的な考え方

  • 雑草刈払い回数は原則2回まで
  • 時期は台風が接近する時期を考慮し、1回目は8月末までに、2回目は11月末までに完了
  • 刈り草の処分は市町村の焼却処分場への搬入、または堆肥化・飼料化・バイオマス燃料の製造
新河岸川の雑草刈払い

新河岸川は全長35km。両岸で70km。すべてに土手があるわけではないものの、1年に2度、相当な量の草が刈り取られているはず。

私の収めた住民税はこういう作業にも使われているのかと、ちょっと感心しました。


新河岸川の雑草刈払い
刈払いを終えた右岸の土手。第二新河岸橋付近

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