晩秋の新河岸川、川辺をお散歩
天気がよく、日中ポカポカしていたので、新河岸川の河畔を川越方面から南下した。
ふじみ野市に入ったあたり。落ち葉を踏みしめながら川岸を歩くと、小さな神社に続く細道があった。何度か歩いているのにこれまで気が付かなかった。
細道を上ると石造りの鳥居があった。川崎の白山神社。地図では存在を知っていたが、行き方がわからなかったのだ。
地元の人々の神社という趣。新河岸川が川越と江戸を結ぶ水運を担った江戸時代後期から明治時代にかけて、この付近は船着場として栄えていた。神社から船の行き来も眺められたのでは。
新河岸川にかかる橋のたもとに小さなお地蔵様が鎮座している。地元の人々がこまめに面倒を見ているらしく、活けたばかりの菊の花や果物がお供えしてあり、お地蔵様にはオレンジのダウンジャケットと毛糸の帽子が着せられていた。“ニューヨークのブラザー風”のお地蔵様だ。
今度は新河岸川の川越市側の川辺を蓮光寺に向かって南下。ここは桜並木で花見のシーズンは美しい場所だが、青空と対称的な桜の紅葉もなかなか風情がある。
あまりに気持ちがいいので、川辺をランニングしたい気分になった。
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