鉛色の伊佐沼で鵜を探した
伊佐沼は南北が1.3km、東西300mほどの大きな池で、休日はコイ釣りをする人でにぎわっています。周囲の道路は桜並木になっており、お花見のシーズンは家族連れが数多く訪れます。
私の個人的な伊佐沼の楽しみは、池の側にクルマを停めて、缶コーヒーを飲みながら鵜(う)を眺めることです。鵜は、たいてい池の杭の上にじっとたたずんでいるのですが、獲物を見つけるとあっと言う間にドボンと池の中に潜ります。その瞬間がスリリングで、時間を忘れて眺めてしまいます。
午前中から昼過ぎにかけて雪が降った昨日、いつものように池の側にクルマを停めてみたのですが、残念ながら鵜はいませんでした。代わりに「寂寥」という言葉が似合う、鉛色の空と水面の伊佐沼が見られました。
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