たまには政治について-首相辞任雑感
えっと、会社に例えるとですね。日本って世界の「東証一部上場企業」ですよね。で、そこの代表取締役が役員会も開かずに、専務に相談しただけで、いきなり辞任表明したわけですよね。今日は、取引先やら、株主やら問い合わせの電話がいっぱいかかってきますよね。電話に出たスタッフは、何のことやら説明できないですよね。「お宅の会社、大丈夫？」。
ってのがですね、なんと一年に二回も起きるわけですよね‥‥ていうか、よくよく考えると株主総会（総選挙）開いてなかったですよね。でもですね、経営陣がこの体たらくでも、社員はみんな毎日ちゃんと出社して、「ま、次の社長も一年で辞めるんじゃない」とかあんまり気にせず働いて、それなりに会社は動いているわけですね。会社はずっと赤字なんだけど、金融資産もキャッシュもまだまだあるから、次の日には取引先も株主もあんまり気にしなかったりするわけですね。いやー、ニッポンって感じ。
ま、ややこしいことはともかく、当面、円安になって、輸出依存の日本企業は内心ちょっとうれしかったり‥‥ってのがニッポンの経営者の本音かも。