許盤清『三国風雲 地図説』 – 私の旅心を刺激した7冊(その6)
旅行ライター・伊藤伸平さんからの「7日間ブックカバーチャレンジ」のバトン、私の「旅心」を刺激した本の6日目。前日に続いて中国の本、許盤清『三国風雲 地図説』です。 この本は、三国志の全合戦を約400ページ、約300枚の地図で詳し ...
王福春 写真集『火車上的中国人』 – 私の旅心を刺激した7冊(その5)
旅行ライター・伊藤伸平さんからの「7日間ブックカバーチャレンジ」のバトン、私の「旅心」を刺激した本の5日目は、中国のカメラマン・王福春の写真集『火車上的中国人(汽車の上の中国人)』を。 左/王福春『火車上的中国人』 右/1987年の全国時刻 ...
感想/浅田次郎『マンチュリアン・リポート』、張作霖の最期を描く
著者・浅田次郎氏は、本当に日本と中国が好きなんだなと実感。 彼が近代中国を描いた大河小説『蒼穹の昴』が出版されたのが1996年。 スピンオフ編の『珍妃の井戸』が1997年。 続編の『中原の虹』が2006年。『マンチュリアン・リポート』が20 ...
中国、大運河の北端・通州へ日帰り旅行
歴史上、世界最大級の公共事業は中国の大運河ではないでしょうか。 北京と杭州を結ぶ総延長2500キロメートルの運河で、隋の時代、西暦610年に完成。壮大なビジュアルゆえ、日本人は万里の長城に目が行きがちですが、経済的な波及効果でいうと、大運河 ...
北京在住15年、原口純子著『踊る! 大北京』
中国情報ユニット「チャイナマジック」のメンバー、原口純子の最新作が発売。 雑誌「Pen」に4年半連載していた「北京は踊る」から厳選した150本のコラムが一冊に。 新現象&珍現象を通し、北京の今を紹介しています。 踊る!大北京著者/原口純子発 ...
2006年夏に訪れた四川大地震の震源地付近
2006年の夏に、今回の大地震の震源地、四川省汶川県を訪問しました。写真の通り、村々を細い道路がつないでいる山間地域。 この道が寸断されては、救助も困難を極めていると思います。
中国の指導者は全員がエンジニア
中国では、五年に一度の共産党大会が開催中。政治局常務委員の交代が確実視されています。 ところで、日本であまり注目されていないのですが、中国の国家指導者はほとんど理系の出身です。正確にいうとエンジニアです。意外なことに、名門・北京大学出身の国 ...
1980年代の中国へ! まずは鞍山製鉄所
1987年、初めて中国を旅して20年が過ぎました。1980年代後半、1989年の第二次天安門事件以前の中国は、社会主義でも資本主義でもない、中途半端でのどかな空気が満ちてました。ここ数年、いくどか仕事で中国に出かけましたが、路地、街角に、思 ...