岩手旅行- 平泉、世界遺産の町にがっかり
達谷窟を定刻通り10時50分にバスは出発して、約10分後、11時には平泉駅に到着した。厳美渓〜達谷窟間と同じく、バスで10分というと歩けなくもないかと思ったがとんでもない。またも信号のない田舎道を時速50キロでノンストップで走っての10分。 ...
岩手旅行- 達谷窟でバイオレンスな縁起を考える
厳美渓から平泉へのバスは1日5本(土日祝6本)あり、途中、達谷窟(たっこくのいわや)という停留所で乗り換える(1日1本直通あり)。「窟(いわや)」という字面と響きに妙に惹かれて、立ち寄ることにした。 地方の観光地を公共バスで巡る際、一番の難 ...
庄内旅行- 鶴岡の即身仏を巡礼-南岳寺
鶴岡市内には4つの即身仏が祀られている。 この日は朝から本明寺と大日坊瀧水寺、注連寺と、鶴岡市内にある三つの即身仏を拝観した。ここまで訪れた三つのお寺は鶴岡市内とはいっても、かなり郊外にある。午後は市街地になる南岳寺を参拝。その前に、腹ごし ...
庄内旅行- 注連寺、森敦の小説『月山』の舞台
大日坊瀧水寺を後にして、クルマで七五三掛にある注連寺に向かった。大日坊からは約4km、クルマで15分ほどで到着。だた、山中でカーナビがうまく動作せず、ぐるっと回って同じ場所に着いたりした。 注連寺は、芥川賞を受賞した森敦の小説『月山』の舞台 ...
庄内旅行- 鶴岡の即身仏を巡礼-本明寺と大日坊
一週間の庄内旅行も実質、この日が最終日。明日朝の普通列車で首都圏に帰る。最終日は、鶴岡周辺の即身仏の巡礼で締めくくることにした。 鶴岡市内には、本明寺、大日坊瀧水寺、注連寺、南岳寺、4つのお寺に、4体の即身仏が祀られている。酒田市内の海向寺 ...
庄内旅行- 松尾芭蕉が憧れた象潟、蚶満寺へ
「象潟(きさかた)」という名勝を知ったのは、小学生の頃、両親に買ってもらった日本列島の珍しい地形、風物を紹介した図鑑だった。田んぼの中に、小さな島が浮かぶ珍しい光景に子供心ながら釘付けになったことを覚えている。秋田県にかほ市にあるこの地を、 ...
上京17年目、ようやく柴又帝釈天へ出かけた
寅さんの町・柴又へ 映画『男はつらいよ』が大好きだ。48作すべてを見てはいないけど、甥・満男の存在感が増す第40作『寅次郎サラダ記念日』以降、すっかりハマってしまった。 なので、舞台・柴又は出かけてみたいと思いつつ、東京に出てきて17年、川 ...
雑司が谷と入谷の鬼子母神に参拝
鬼子母神の読みは「きしもじん」 鬼子母神(きしもじん)は長い間“きしぼじん”だと思っていた。「恐れ入谷の鬼子母神」というフレーズは子どもの頃から知っていたけれど、その意味するところは深く考えることはなかった。 東大寺(奈良)、三井寺(滋賀) ...