感想/笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』
タイムスリップ・コンビナート著者/笙野頼子 発行/文藝春秋 電子書籍リーダーを買ってから、過去の芥川賞作品をずいぶんたくさん読んだ。この小説は第111回、1994年(平成6年)上半期の受賞作。 読み始めて、「これ、冗談? なんじゃらほい?」 ...
鶴見線、京浜工業地帯を走る鉄道小旅行へ
東京に出てきて15年あまり経過したので、首都圏の鉄道路線は一部区間であればたいてい一度は乗ったことがある。ただ、子どもの頃、時刻表の路線図で見て、いまだ乗ったことがない気になる路線があった。それは鶴見線と南武線の尻手から先(南武支線)。 通 ...