盲目の大編集者・塙保己一『群書類従』の原版実物を見る
塙保己一記念館(本庄) 埼玉県出身の偉人で、「塙保己一」という人名は目にしたことがあった。ただ、人となりはもとより、「はなわほきいち」という読み方さえも知らない状態だった。 先日、本庄市内をクルマで走った際、整備されたばかりの新しいミュージ ...
「トンボ」と「ナマズ」って何の意味?
「トンボ」は製本する際、仕上がりサイズに紙を断裁する位置や、四色のフィルムの位置を合わせるために、版下の上下左右の中央と四隅に付ける目印。出版・編集に関わったことがある人なら誰でも知っている言葉だ。「トリムマーク」ともいうが「トンボ」の方が ...
ファミレスのランチメニューの微妙な表記
雑誌にしろ、広告にしろ、情報を編集加工する際、できるかぎり表記は統一するものだ。表記統一こそ、校正の基本動作である。 今日、お昼、ジョナサンに入った際、興味深い表記の揺れを見つけた。どれにしようかと、ランチメニューを眺めていたら、グリルラン ...
「今話題の川越のニュースポットって?」
「今話題のミラノのニュースポットって?」(GLAMBLOG) よし、オレも(笑)。 川越にデパートがあるってご存知でしたか? 実は川越には1軒のデパートがあり、今までスーパーマーケットの様だったのですが最近ちょっぴりリニューアルして、川越で ...
私が考える「ポスト女性誌」とは?
減り続けるメディア人口, 金融危機で人員削減が加速化しそう(メディア・パブ) これは日本にも言えること。10年くらいのスパンで地殻変動は確実に起きているのだけど、気が付かない、というか、目を向けようとしない「職人的メディア人」多数。真の価値 ...
おせち料理って「編集」だな
元旦のおせち料理です。「編集とは弁当作りだ」と言ってた編集者がいましたが、なかなかいい表現だと思います。おせちは、決まったサイズの重箱の中に料理をバランスよく配置するため、最初の台割が肝心。テーマを決めて、素材を選んで、一つずつ加工して、重 ...
「活版」「写植」「DTP」について
近藤龍太郎氏の著書より備忘録です。 「活版(活字)」の方法は物理的、フォントのもとは金属。「写植(写真植字)」の方法は化学的、フォントのもとはフィルム。「DTP(電子出版)」の方法は電子的、フォントのもとはデジタルデータ。 フォントの常識事 ...
「字体」「書体」「フォント」について
近藤龍太郎氏の著書より備忘録です。 字体とは、「デザイン的特徴を持たない文字の形状」を指す。例えば、「穴」という字は“うかんむりにはち”とか。 書体とは、「一定のデザイン様式を持った文字の形」を指す。例えば、明朝体、ゴシック体とか。 フォン ...